のらぼうプロジェクト

「のらぼう菜」は約800年程前の鎌倉時代に川崎市多摩区菅地区に伝来されたと言われている伝統野菜です。「のらぼう菜」の魅力を伝えながら、身近な食材として親しんでもらいたいという想いから、市内カフェとコラボで新メニュー提案や商品開発、菅のらぼう保存会の協力によるワークショップなどを実施しています。 ※このプロジェクトは(公財)かわさき市民活動センター平成29年度、平成30年度かわさき市民公益活動助成金事業に認定されました。

  • のらぼう菜 太茎多収のコツ/髙橋孝次著 発売のご案内

    のらぼうプロジェクトでは2015年よりのらぼう菜にこだわり続けて活動してきました。その活動において川崎市多摩区の菅のらぼう保存会会長・髙橋さんにはワークショップでの講師や、のらぼう菜に関する情報提供など、継続してご協力およびご指導をいただき今日まで大変お世話になってきました。また、プロジェクトのロゴマークは髙橋さんに描いていただいた手描きののらぼう菜イラストを原書としています。 その髙橋さんの本がついに発売されます!メンバーの清水まゆみさんに「のらぼう菜と歩んできたことを本にまとめて残したい」と言われたことがきっかけで、ついにその思いが実現します。プロジェクトとしても5年間の活動の集大成との思いで胸が熱くなります。 タイトルは「のらぼう菜 太茎多収のコツ」まさにのらぼう菜づくしの一冊です。プロジェクトとしても執筆のサポートや装丁デザインにご協力いたしました。また、プロジェクトの活動についても本の中でご紹介いただいています。 表紙題字の筆文字「のらぼう菜」は髙橋さんの自筆です。この文字の持つ雰囲気だけでものらぼう菜と共に歩んだ88年の重みを感じます。 内容は、のらぼう菜がアブラナ科の中でどのような特性を持っているか、髙橋さんの編み出した栽培技術、川崎の飲食店の皆さんが編み出してくれたのらぼう菜の料理やベーグル、キムチの紹介。そして、髙橋さんの生きがいである市内20の小・中学校での出前授業まで。88歳の髙橋さんの88ページの本です。 一般社団法人 農山漁村文化協会から2020年10月1日に発売され、本体1,200円(税別)となります。添付チラシにあるメールまたはお電話(担当:清水)、またはinfo@kawasaki-norabo.netまでお問い合せください。髙橋さんの88年間の集大成をどうぞよろしくお願いいたします!

  • かわさきに春を告げる野菜「のらぼう菜」

    「のらぼう菜」は、川崎市北部で長い間栽培されてきた伝統野菜で、「のらぼう」と呼ばれ親しまれています。9月にタネをまき、冬季に外でぐんぐん成長する寒さにとても強いアブラナ科の仲間です。 川崎市では3月頃から農産物直売所に「のらぼう菜」が並び、春の訪れを知らせます。 茎を食べる野菜で、甘みがあり柔らかいことから子どもにも大人気です。

  • 冊子「かわさき菅で育んだのらぼう」完成しました!

    数年にわたる菅のらぼう保存会 会長 髙橋孝次さんの取材を通して、小学校の出前授業などでお話される「のらぼう菜」に関する内容を冊子にまとめることができました。この1冊でかわさきの「のらぼう菜」のことを楽しく学ぶことができます。 地域飲食店の協力から「のらぼう菜」を活かした美味しいレシピも掲載していますので、お料理にも重宝します。デザインとイラストは地域で活躍する女性デザイナー&イラストレーターにお願いしました。 かわいいイラストをふんだんに使った子どもにも親しみやすい冊子です。